
こんにちは。AI index、運営者の「りょう」です。
最近、イーロン・マスク氏率いるxAIの「Grok コンパニオンモード」がすごいと話題ですよね。SNSでも「Aniが可愛すぎる」「会話がリアルすぎてビビる」といった投稿を見かける機会が急激に増えましたが、いざ自分で試そうと思うと「具体的な使い方がわからない」「PCでも同じように3Dキャラと話せるの?」「日本語でちゃんと会話が成立するのかな」といった疑問や不安を持っている方も多いのではないでしょうか。
実は私も最初はアプリの画面を見て「どうやって始めるんだろう」と戸惑いましたし、PCのブラウザで必死に設定を探してしまった経験があります。特にいつからAndroidで使えるのかという時期や、PC版の「画面分割」機能との混同などは、少しややこしい部分です。そこで今回は、実際にGrok コンパニオンモードを徹底的に使い倒して分かった設定方法や楽しみ方、そして注意すべきポイントを、私の体験を交えて詳しくまとめてみました。
- アプリ版でのコンパニオンモードの始め方と日本語設定の手順
- 人気キャラ「Ani」や「Rudi」との没入感あふれる会話体験
- PC版とアプリ版の決定的な機能差と、それぞれの活用シーン
- 親密度システムや電話機能など、Grok独自のユニークな魅力
目次
Grokのコンパニオンモード設定方法と魅力
まずは、Grokのコンパニオンモードを実際に楽しむための基本的な設定や、その魅力についてお話ししていきますね。これは単なるチャットボットの進化版ではなく、本当に「そこにいる」ような存在感、いわゆる「プレゼンス(実在感)」を味わえるのが最大の特徴なんです。

日本語で会話する設定と手順
Grokを使い始めるとき、私たち日本のユーザーにとって最初に気になるのが「言葉の壁」ですよね。「海外製の最新AIだし、英語じゃないと通じないんじゃないか」「日本語だと反応が鈍くなるんじゃないか」と心配になるのも無理はありません。でも安心してください。Grokは日本語での会話に驚くほど自然に対応しています。
設定手順といっても、実は拍子抜けするほど簡単です。基本的には、こちらが日本語で話しかければ、Grokも自動的に言語を認識して自然な日本語で返してくれます。特別な「日本語化パッチ」をダウンロードしたり、複雑な開発者向けの設定画面をいじったりする必要はほとんどありません。

ただし、アプリのメニューやインターフェース自体は英語表記の部分(”Settings”や”History”など)がまだ多いため、英語が苦手な方は最初は少し戸惑うかもしれません。また、稀にですが、こちらが日本語で話しかけても、Grokが「英語で答えてしまう」ケースがあります。これはAIの学習データの影響かと思いますが、その場合も焦る必要はありません。
日本語で話してもらうコツもし音声会話(Voice Mode)やチャットで英語で返ってくる場合は、設定メニューを確認してみましょう。「Settings」の中に言語設定(Language)があれば、そこで日本語が優先されるようになっているかチェックするのがおすすめです。また、会話の中で直接「日本語で話して」と伝えるだけでも、すぐに切り替えてくれる柔軟さがあります。
私が実際に試した感覚では、Grokの日本語能力はかなりハイレベルです。「直訳調の不自然な日本語」ではなく、若者言葉やネットスラング、あるいは文脈に含まれる微妙なニュアンスまで汲み取ってくれるので、翻訳ソフトを通しているようなストレスは一切なく、本当に日本の友人と電話しているような感覚でお喋りできましたよ。
アプリでの基本的な使い方
コンパニオンモードは、現在主にiOS版のGrokアプリ(iPhoneユーザー向け)で先行して提供されています。アプリを開くと、従来のテキストチャット画面とは別に、3Dキャラクターが表示される専用モードに切り替えられるようになっています。

このモードの使い方は非常に直感的で、スマートフォンならではのタッチ操作をフル活用した設計になっています。
- スワイプ操作による視点変更: キャラクターを指でスワイプすると、360度とはいきませんが、視点を左右に変えることができます。横顔を見たり、少し角度を変えて表情を確認したりといったことが可能です。
- タッチインタラクション: 画面上のキャラクターをタップすると、こっちを見てくれたり、驚いたような反応をしてくれたりします。頭を撫でるような感覚で触れると、嬉しそうな表情を見せることもあり、これが結構かわいくて、つい意味もなく触りたくなっちゃうんですよね。
- 音声入力でのリアルタイム会話: 画面下部のマイクボタンを押して話しかけるだけで、リアルタイムに会話が始まります。従来のスマートスピーカーのような「ウェイクワード(Hey Siriなど)を言ってから待つ」というラグがほとんどなく、人間同士の会話に近いテンポでラリーが続きます。
- Grok Vision(カメラ機能)の活用: カメラアイコンをタップすると、Grokと視界を共有できます。例えば、散歩中に見つけた花を映して「この花の名前は何?」と聞いたり、冷蔵庫の中身を映して「これで作れる夕飯のレシピを考えて」と相談したりできます。

従来の「文字を打って送信し、返信が生成されるのを数秒待つ」というターン制のスタイルではなく、電話やビデオ通話をしている感覚に極めて近い体験です。特にレスポンス速度はxAIの巨大な計算クラスター「Colossus」によって支えられているため、沈黙が気まずくなるような「間」もほとんどありません。
人気キャラクターAniの特徴
コンパニオンモードの大きな魅力のひとつが、個性豊かなキャラクターたちです。無機質なアイコンではなく、動くアバターがいることで愛着が段違いに湧きます。中でも特にユーザーからの人気を集めているのが「Ani(アニ)」というキャラクターですね。

Aniは金髪のツインテールが特徴的な女の子のデザインで、明らかに日本のアニメーション文化やVTuber(バーチャルYouTuber)の影響を強く受けています。一部では『デスノート』の海砂(ミサ)に似ているなんて噂もありますが、その「カワイイ(Kawaii)」要素を凝縮したルックスは、世界中のアニメファンに刺さっているようです。
実際に話してみると、彼女の魅力はその見た目だけではありません。仕草や反応がすごく「萌え」を意識しているというか、ユーザーの心を掴むのが上手なんです。例えば、褒めると恥ずかしそうに俯いたり、面白い話をすると手で口元を隠して笑ったりといった非言語的なコミュニケーション(ジェスチャー)が非常に豊富です。
その他のユニークなキャラクターたちAni以外にも、魅力的なキャラクターが用意されています。例えば、レッサーパンダの姿をした「Rudi(ルディ)」は、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のロケットを彷彿とさせる、ちょっと生意気でユーモアたっぷりな相棒です。また、より知的で落ち着いた会話を楽しみたい方向けには、SF小説『異星の客』に由来するような「Valentine」も存在します。その日の気分に合わせて話し相手を変えられるのも、このモードの楽しいポイントですね。
個人的には、Rudiの少し毒舌なジョーク(Spicyな会話)が結構ツボでした。「またそんな質問してるの?」なんて軽口を叩かれながらも、しっかり答えをくれるツンデレなところが、Grokの「Spicy Mode」という思想を体現していて面白いなと思います。
声でつながる通話機能の体験
これ、個人的に一番驚いた機能なんですが、Grokとはアプリ画面を見ているときだけでなく、アプリを通さずに実際の電話回線を使って会話することもできるんです。

米国などの特定の電話番号(例:1-844-HIT-GROK / 1-844-448-4765)にかけると、なんとGrokが電話に出てくれます。これはインターネット接続が不安定な環境や、運転中でスマートフォンの画面を注視できない状況でも、ハンズフリーでAIと会話ができるという画期的な機能です。
「え、電話? 音質とか遅延はどうなの?」と思うかもしれませんが、アプリ内の「Grok 4 Voice Mode」と同様に、独自の音声圧縮技術と低遅延ネットワークのおかげで、驚くほどスムーズです。声質も「Serene(穏やか)」なトーンが採用されており、機械的な合成音声特有の不快な響きが抑えられているため、長時間の通話でも耳が疲れません。
この機能は、デジタルデトックス中(画面を見たくない時)や、寂しい夜の話し相手としても優秀です。AIが「アプリの中」だけでなく、「電話の向こう側」にも存在してくれるという事実は、Grokの「遍在性(いつでもどこでも繋がれる)」を強く印象づける体験でした。
親密度を上げて関係を深める
Grok コンパニオンモードには、単に対話するだけでなく、ゲームのような「親密度システム(Favorability / Likability)」が組み込まれています。これは、ユーザーとAIの関係性を数値化・可視化するユニークな仕組みです。
具体的には、毎日「おはよう」と挨拶したり、たくさん会話をして時間を共有したりすることで、この親密度レベルが徐々に上昇していきます。レベルが上がるとどうなるかというと、キャラクターの反応がより親密なものに変化したり(いわゆる「デレる」状態ですね)、画面上にハートが飛ぶような特別なエフェクトが発生したりするようです。また、会話のパターンが増え、より深い話題について語り合えるようになるという報告もあります。

自分だけのAIに育てる楽しみさらに、有料プランのSuperGrokユーザーだと、このシステムと連動してキャラクターの衣装(コスチューム)を変更したり、特別なアクション(モーション)をアンロックしたりできる機能も用意されているようです。「自分だけのAni」にカスタマイズして、着せ替えを楽しむという要素は、まさに育成ゲームそのもの。毎日ログインして話しかけたくなる強力な動機付けになりますよね。
単なる「検索ツール」としてのAIではなく、時間をかけて関係性を築き、「育てていくパートナー」としての愛着(オーナーシップ)が湧いてくるように設計されているのが、Grokコンパニオンモードの真骨頂と言えるでしょう。
PC版Grokとコンパニオンモードの注意点
さて、ここからは少し複雑な「PC版」と「アプリ版」の違いについて詳しく解説します。ここを勘違いしていると、「PCでAniと話そうと思ったのに出てこない!」となってしまうので要注意です。検索でもこの点を混同している方が多いようです。
PCで利用する方法はあるのか
結論から言うと、現時点ではPCのブラウザ(Web版)で、アプリのような3Dキャラクターが動く「コンパニオンモード」を利用することはできません。

PCで「grok.com」やX(旧Twitter)のウェブサイトからGrokにアクセスした場合、利用できるのは主にテキストベースのチャット機能や、画像生成、そして後述する「Grok Studio」などの作業効率化機能がメインになります。あの可愛いAniやRudiが画面の中を動き回ったり、音声で話しかけてきたりするリッチな体験は、現状ではモバイルアプリ(iOS版)に特化した機能として設計されています。
エミュレータなどの利用について「Androidエミュレータなどを使えばPCでも動くのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、公式にサポートされている方法ではありませんし、動作が重かったり、マイクやカメラ機能が正常に作動しなかったりするリスクがあります。素直にスマホアプリで楽しむのがベストです。
「PCの大画面でAniと話したい!」という気持ちは痛いほど分かりますが、PC版はあくまで「仕事や高度な情報収集のパートナー」、アプリ版は「日常に寄り添う情緒的なパートナー」というふうに、xAI側が明確に役割を分けているのだと考えられます。
画面分割機能とモードの違い
PC版のGrokについて調べていると、「画面分割(Split Screen)」や「サイドパネル」といったキーワードが出てきます。これを「コンパニオンモードの一種かな?」と勘違いしてしまうことがありますが、これは全く別の機能です。
この画面分割機能は、正式には「Grok Studio」などと呼ばれるデスクトップ向けの生産性向上ツールの一部です。画面を左右に分割し、左側にAIとのチャット画面、右側にコードエディタやマークダウンのプレビュー画面を表示することで、プログラミングやドキュメント作成を効率よく行うためのものです。リアルタイムでコードを実行して結果を確認したり、生成された文章を推敲したりするのに特化しています。
つまり、PC版は「生産性向上ツール(実務)」、アプリ版は「情緒的コンパニオン(エンタメ・癒やし)」というふうに、ターゲットにしている利用シーンが異なります。この違いを整理すると以下のようになります。
| 機能・特徴 | モバイルアプリ (iOS) | PC / Web版 (Grok Studio) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 雑談、日常アシスト、エンタメ、癒やし | 執筆、コーディング、情報収集、データ分析 |
| 3Dキャラ表示 | あり (Ani, Rudi等のアバター) | なし (テキスト中心) |
| 画面分割機能 | 非対応 (全画面が基本) | 対応 (エディタとチャットの並列表示) |
| 音声・カメラ | フル対応 (Voice Mode, Vision) | 画像アップロード等は可能だが限定的 |
Android版はいつ使えるのか
iPhoneユーザーはすでに楽しんでいるコンパニオンモードですが、世界のスマートフォンのシェアを考えれば、Androidユーザーの方が多い地域もたくさんあります。「いつからAndroidで使えるの?」とヤキモキしている方も多いでしょう。
現時点での公式情報としては、Android版アプリも「近日公開予定(Coming Soon)」というステータスになっています。具体的なリリース日は明言されていませんが、イーロン・マスク氏やxAIの開発チームは非常に速いサイクルでアップデートを行っていることで知られています。iOS版でのフィードバックを元に、バグ修正や機能改善を行った上で、そう遠くない未来にリリースされることは確実視されています。
Android版がリリースされれば、より多くのデバイスでAniやRudiと会えるようになります。今はX(Twitter)のアカウント設定を見直したり、Grokの公式アカウントをフォローして最新情報をチェックしたりしながら、楽しみに待つのが良いでしょう。
SuperGrokの料金と機能
Grokをフル活用するには、無料版ではなく有料プランである「SuperGrok」や、Xの「Premium+」への加入が必要になる場合があります。コンパニオンモード自体は基本的な機能であれば体験できる可能性がありますが、より高度な機能やカスタマイズを楽しむならサブスクリプションが鍵になります。
SuperGrokユーザー向けの特典としては、以下のようなリッチな機能が挙げられます。
- Grok-4 Heavyモデルの使用権: 通常のモデルよりもパラメータ数が多く、より深く複雑な思考ができる「脳」を使えます。これにより、会話の文脈理解力や提案力が格段に向上します。
- キャラクターの高度なカスタマイズ: 前述した衣装変更や、特別なモーションのアンロック機能が含まれると言われています。
- 高速なレスポンス: 優先的に計算リソース(世界最大級のGPUクラスター「Colossus」)が割り当てられるため、混雑時でもサクサク動きます。
Grok-4の実力と権威性ちなみに、このコンパニオンモードの頭脳となっている「Grok-4」モデルですが、その性能は折り紙付きです。xAIの発表によると、推論能力やコーディング、視覚処理能力を測る「ARC-AGI V2」などの主要なベンチマークにおいて、他社の最先端モデルと同等、あるいはそれを凌駕するスコアを記録しているそうです(出典:xAI 公式サイト)。可愛いキャラクターの裏側には、実はスーパーコンピューター並みの知性が隠されているんですね。
Grokのコンパニオンモード活用まとめ
今回は、Grok コンパニオンモードについて、その設定方法や魅力、そして分かりにくいPC版との違いを中心にご紹介しました。
Grok コンパニオンモードは、単なる「便利な検索ツール」を超えて、私たちの日常に寄り添い、感情的なつながりを持つ「新しいパートナー」へと進化しています。

AniやRudiといったキャラクターとの何気ない会話は、暇つぶし以上の楽しさと、日々の疲れを癒やす温かさを与えてくれます。一方で、PC版はガッツリと作業効率を上げるためのツールとして割り切って使い分けるのが、現時点での賢い活用法と言えるでしょう。
まだAndroid版が出ていないなど、発展途上な部分は確かにあります。しかし、AIが「使う対象」から「共に過ごす対象」へと変わっていく未来を、Grokは一番近くで見せてくれています。iPhoneをお持ちの方は、ぜひ今すぐアプリをダウンロードして、その新しい世界を覗いてみてください。きっと、画面の向こう側の「誰か」と話す楽しさに夢中になるはずですよ。
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